スタディサプリ

無料体験あり【休校中の学習】小学生がスタディサプリで勉強してみた

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スタディサプリ

コロナウィルスの影響で3月から始まった休校。
新学期が始まってもそのまま休校措置が継続しているという方も多いのではないでしょうか。
一部の学校ではネットを使った遠隔授業がスタートするという話がニュースなどで報じられるものの、休校と再開が地域でことなるほか、多くの小学校ではオンライン化が進んでいないこともあり「授業の遅れ」や「学習機会の差」など心配する保護者の声も多く上がっています。

高校生ならともかく、授業で習っていない部分を小学生が一人で勉強するためには、家庭学習という環境においてなんらかの助けが必要となるのではないでしょうか。

そこで、

  • 授業内容に合わせて市販ドリルを使って家庭学習に取り組んでいる家庭
  • 通塾中だがオンライン化が進んでおらず学ぶ機会が減っている方

など、いまの勉強環境に不安があるという方に、「必要な期間だけ」外出しなくてもスマホで授業が受けられるスタディサプリについて、実際に新小学6年生が休校期間中に使ってみた体験談とともに活用のコツなども紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

※この記事の内容は2020年4月現在の情報です。記事内の金額は、消費税10%・税込み価格で記載しています。

【小4から】スタディサプリならすぐに始められる

自宅学習教材

出典:スタディサプリ(https://studysapuri.jp/)

学校から出された宿題も、復習用に購入した問題集も終わってしまった3月末。
わが家では4月以降の勉強をどうしようかと悩む中、復習やドリルメインでさがり気味だったモチベーションをあげるべく、これまでと違った学習法としてスマートフォンやタブレットで授業が受けられる学習法を試してみました。
その中でも「スタディサプリ」を使い学習を進めることに。

今回、休校中の自宅学習の教材として選んだ理由は、

  • 学校現場でも利用されている
  • 映像だけでなくテキスト・確認テスト・問題集がある
  • 利用制限(上限)がない

そして

  • 学習内容がメールで確認できる
  • 会員登録をしたらすぐに利用(受講)できる
  • 受講期間にしばりがない

だからです。

なお、通常は2週間の無料体験がありますが、時期によっては1ヵ月間無料で利用できるキャンペーンも。
わが家の場合はこの1ヵ月無料のキャンペーン期間に申し込みができたので、しっかり活用しながら学習不足をおぎなっています。

【スタディサプリ関連記事】
\会員登録&キャンペーンコードの入力の詳細はこちら/

スタディサプリの無料会員とは?無料体験で出来る事や注意点、徹底解説!

【小学生スタディサプリ】使ってみてわかった!おさえておくべき4つのポイント

有効活用するためのポイント

会員登録とテキストをダウンロード(印刷)したら、すぐに受講できるスタディサプリ。
3月後半から4月上旬にかけて実際に取り組んだ内容は以下のとおりです。

学校の授業の代替として小学6年生の範囲(4月の学習範囲)
前学年(小学5年生)の数学の応用コース

スタディサプリを使ってみたところ、「有効活用するためのポイント・コツ」がいくつかありましたのでおさらいします。

  1. 学習の柱を理解して取り組む
  2. 計画性をもって進められるかが「鍵」
  3. 教科にあった学習方法を知る
  4. 学習状況「まなレポ」の見方

この大切な4つのポイントを保護者の方がスタート時から意識できると、よりスムーズに勉強が進められると思います。
では、ひとつひとつ解説していきます。

【学習の柱】映像授業+テキスト+確認テスト

スタディサプリの公式サイトにも書かれていますが

  • 教科書レベルの基礎と演習問題中心の応用の2種類(※1)
  • 国語・算数・理科・社会の4教科対応(※2)
  • 学習範囲は小学4年生~高校生
  • 中学受験にも対応

といった内容。

※1:算数は入門・基礎・応用の3つに分かれています。
※2:小学校で必修化となった英語については、現在の小学生講座にはありません。

そして、スタディサプリの学習の柱はこの二つ。

  • 映像授業(動画)
  • 単元ごとのテキストと確認テスト

また、スタディサプリ内には問題集があり自由に利用できます。
どれだけ勉強しても教材費込みで月額2,178円。
クレジットカードによる年払いなら月あたり1,815円という料金となっています。

学習塾との違いは?計画性をもって進められるかが「鍵」

講師による(動画)授業とテキストという授業スタイルから、塾と変わらないのでは?と感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、スタディサプリでは、学習塾でおこなわれているような講師によるフォローや、学習のカリキュラム、通塾のような強制力がありません。
そのため、スタディサプリを毎日利用して勉強するかどうかはなく、個々が計画性をもって進められるかがうまくいくかどうかがカギとなります。
小学生といえども「今日はこの単元!」というように個々に学習計画を立て、学習習慣をつけながら取り組むことが必要になります。
小学生のお子さんが利用するのであれば保護者の方のサポートが欠かせないでしょう。

逆にいえば、

  • 予習
  • 苦手部分の克服
  • 得意な分野は先取り学習
  • (塾や学校で)理解できなった部分の復習
  • 問題集で学習内容のチェック

というように、自由度があることで使い方のバリエーションが広がります。

教科にあった学習方法を知る

プリント学習

出典:スタディサプリ(https://studysapuri.jp/)

今回、わが家では学校の授業がおこなわれない時期の家庭学習を後押しするという意味合いで受講しています。
具体的には、ここまで国語は2単元ほど、数学・理科・社会は予習をメインに基礎コースを3単元ずつ受講しています。
どれも4回ほど繰り返し動画を視聴しながらすすめました。
ただ、スタート直後は教材の使い方の説明を読まずに進めてしまったため、講師の話に集中できなかったという反省点も。

しっかりとした学習効果を出すには、「取り組み方」も重要です。
例えば、国語なら印刷したテキストをベースに問題を解き、解説として映像授業とともに見直す。
算数・理科・社会は、授業を聞きながらテキストに要点を書き込み、演習問題や確認テストでチェック。
このように、教科によってそれぞれ理解が深まる使い方があります。
(テキストに勉強の仕方が記載されていますので、はじめに親子で確認するのをおすすめします。)

学習状況がわかる「まなレポ」の見方

まなレポ

出典:スタディサプリ(https://studysapuri.jp/)

スタディサプリでは、1日の学習内容(単元)や取り組み時間、1週間の取り組み内容などをメールと会員サイトで配信しているため、進捗管理もできます。
ただし、「動画視聴時間=学習時間」と決めつけやすいので注意が必要です。
実は、私自身もスタート時はこの部分を勘違いしていたので、子どもに「ぜんぜんやってないの?」と聞いてしまい険悪なムードに。

どの教科もテキスト+動画視聴がセットになっていますが、先のように教科によって教材の使い方・進め方が違います。
例えば、国語のテキストの演習問題に取り組んだ時間は学習時間として記録には残りませんし、復習の際に一部の解説だけ再度視聴するといった使い方も勉強時間が短く見えてしまいます。

また動画なので、ぼーっとしていても視聴時間としてカウントされてしまいます。
こうした点も理解して学習計画を立てる際には、確認テストまで取り組んでいるか、間違った問題はとき直ししているかなど見ていくことになります。

スタディサプリ|小学生が勉強してみた

いつまで続く?休校中のわが家の使い方

小学校は4月に入っても休校中ですが、半日ほど登校し教科書とプリントをもらって帰ってきました。
課題の内容は、前学年の復習プリントや漢字練習用のドリル、さらに音読や書写といった内容。また、授業ができない単元については、自分で教科書をみながら解き進めるプリント学習も。
今の教科書は流れにそってとても詳しく書かれているため、調べながら進めることができます。
ただ、これだけではとき直しを含めた知識の定着といった部分に不安も。

そこで、わが家では学校から持ち帰ったプリント学習の単元では、あらかじめスタディサプリで学習し、そのあとに学校のプリントに取り組むようにしました。
このようにプリント学習のフォローとしてスタディサプリを利用するほかに、スタディサプリの国語は読解力のための教材として学習計画を立てました。
また、算数については入門・基礎コースが終了後は、時間があるので前学年の応用コースに取り組むようにしてみました。

子どもの声(体験談)

  • 先生の話はおもしろくてわかりやすい(特に理科)
  • 1回の学習時間がちょうどいい
  • 算数の応用問題は少し難しく感じた(何回か解説をみたらわかった)
  • わからない問題があってもヒントがもらえないのがちょっと・・・

親の声(体験談)

  • 学習の遅れを心配したが、学習をしている様子をみると前向きになれた
  • ポイントに絞った授業内容と話術はプロならでは
  • 大人でも講義内容に引き込まれた
  • わかるまで、映像を止めながら何度も解説が聞けるのがよい
  • レベル違いにも対応しているのがうれしい
  • 学習機会の確保はできるが、学習塾のようにすべてお任せとはいかない

とくに、スタディサプリは映像が中心となるため、一方的な授業内容になるのではと不安でした。
でも、こまかな問いかけ、記憶に残りやすいように声のトーンや話し方に変化をつけるなど、いくつもの工夫が感じられました。

次に、約1ヵ月使ってわかったスタディサプリのデメリットについて紹介します。

スタディサプリのデメリットは?

小学生講座には英語ない→中学生講座を活用

必修化された英語ですが、現在の小学生コースには「英語」が対象教科になっていません。
ほかの教材を用意しなければならないの?と思いましたが、スタディサプリは先取りにも対応しているので「中学生講座」で対応可能です。

PDF(テキスト)の印刷が思ったより手間

スタディサプリのサイトには、あらかじめPDF版(無料)のテキストが用意されているので、家庭で印刷すれば受講の準備ができます。
PDFを印刷するだけと手軽ではありますが、入門・基礎・応用コースと教科分をあらかじめ準備すると数百ページと大量。
バラバラになりやすいので、印刷も管理も思ったより手間を感じます。
なお、テキストは販売されているので、継続して取り組める・できるとなってから公式テキストを有料(1冊1,320円)で購入することも可能です。

また、スタディサプリでは、SALEのほか、無料体験時や有料の受講期間が6カ月ごとに、5冊まで無料でテキストを購入できるクーポン(利用期限あり)が配布されます。
このクーポンをうまく利用して、テキストを購入するのもおすすめです。

小学生コースには「人」によるサポートがない

▽小学生はベーシックコースのみ▽

料金

出典:スタディサプリ(https://studysapuri.jp/)

結論からいうと、スタディサプリでは講師による直接指導やサポートがないことで、低価格での学習が可能です。
そのため、学習指導や質問できる機能をはじめとする「人」による学習サポートが含まれる学習塾などからみると劣っていると感じるのではないでしょうか。
しかし、学習塾にいくと1教科だけでも月額1万円以上の授業料、さらに教材費もかかります。

スタディサプリであれば月2,000円ほどの価格で全教科学習できますが、保護者がお子さんの質問があったときに、塾の先生のようにサポートするのは難しいと考えるかもかもしれません。
でも、わが家で取り組んだ範囲では、動画での解説のため、繰り返し解説を聞きながら取り組めば「わからない」まま終わることはありませんでした。
むしろ、繰り返し聞いて解くことで「できる」という本人の自信にもつながっていく印象を受けました。

学習塾では、講師の解説を理解できるまで何度も受けることができません。
集団であれば、先に進んでしまうことも多いでしょう。
スタディサプリであれば、講師の説明を理解できるまで何度でも聞くことができるので、デメリットに思える部分も、メリットになるのではないでしょうか。

【メモ】
小学生は映像授業がとなったベーシックコースのみ。
中学生以上のコースでは個別指導といったサポート体制のついたコースもあります。

まとめ:この時期をどう支える?小学生「スタディサプリ」を使いこなそう

これまでは学校の授業と合わせて自宅学習を進めてきたお子さんも、授業がないことで学習の進めにくさや難しさを感じるため、十分理解できないままカリキュラムが進んでしまうことも考えられます。
それは、休校処置が長くなるほどその影響は大きくなるでしょう。
そして、保護者はこの不安の多い時期をどう支えるか。
学びを止めないために、校外(家庭)学習への期待が高まるのではないでしょうか。

この記事では、実際に休校中に取り組んだ「スタディサプリ」について体験談を交えて紹介してきました。
お子さんによっては、これまでと違った校外学習のスタイルになるかもしれませんが、休校中の勉強だけでなく、学校や塾の授業が思ったより難しく感じた時にも活用できる教材です。
保護者の方もお子さんの体調管理やメンタルのケア、さらに学習環境と気がかりなことも多くて大変かと思います。
外出できなくても、基礎から勉強できる学習法を取り入れて、お子さんの「できる」を増やしてあげたいですよね。
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