この記事では、無料なのに使える教材「ちびむすドリル(小学生)」(http://happylilac.net/)の口コミレビューを紹介します。
ドリルって、市販や無料のものにかかわらずとても種類が多いですよね。
特に、算数などは単元ごとに得意・不得意な単元が出てくるので、学年が上がるほど1種類のドリルだけでは対応できないことも。
我が家でも、計算・図形・グラフ問題・文章題など何冊もの市販のドリルを何冊も購入していた時もありました。1冊でみるとすごく高い!という価格ではなくても、1年分となると1人分でも結構な額。
しかも、意外とやり残しゼロというのは大変なんですよね。
そんな時頼りになるのが、「ちびむすドリル」をはじめとする無料教材。
無理のないレベルのプリントが、必要な分だけ、しかも自宅で簡単に手に入れることができるのが魅力。
実は既に進研ゼミのチャレンジも受講している我が家ですが、単元ごとまとめテストや復習に使うだけでなく、苦手部分のフォローにと「ちびむすドリル」を活用していますよ。
では、そんな我が家流の「ちびむすドリル」の使い方やコツについて、いくつかの実例を交えながら詳しく紹介します。
「ちびむすドリル」ってこんな教材です
「ちびむすドリル」は、お母さんがお子さんのためにつくったプリントを紹介したのが始まり。
現在では、一部プロの力も借りながら10年以上にわたって運営されている、幼児から中学生まで幅広い年齢に対応した対応した教材配布サイトの1つです。
最近では、大手学習塾や教材会社とのコラボ教材もあり、無料なのにその内容と学習量が充実しているサイトです。
「ちびむすドリル」の特徴
おにぎりのキャラクターがかわいい「ちびむすドリル」のすごさは、その人気の高さからもわかるかと思いますが、簡単にその特徴をまとめてみます。
・無料で利用できる
・学習量や内容などをコントロールしやすいい
・答え合わせを通して得意・不得意が把握できる
・入会、退会時の面倒な手続きが必要ない
・教材と探しや印刷する手間がかかる
・単調になりやすいため工夫が必要なことも
といった一般的な無料ドリルと同じようなメリット・デメリットもありますが、
・細かい分類で教材が見つけやすい
・基礎から無理なく取り組める内容
・コラボ教材やステップ学習といった教材も!
・漢字練習だけじゃない!読解問題もあり
・会員登録でプリントの管理もラクラク!
といった特徴が「ちびむすドリル」にはあります。
この読解問題というと、教科書にそった内容ではないという所にテスト対策が不安だという方もいるかもしれません。
もちろん多くの通信教育の教材のように学校と同じ内容であれば、単元ごとのテスト対策としては安心できますよね。
しかし、読解力をつけるという点では、教科書に対応していないほうが、将来的な読み解く力につながっていくため、実はおススメしたいコンテンツの1つです。
「ちびむすドリル」我が家の使い方
学校がある日の勉強は、学校の宿題と予習用のチャレンジを使うことが多く、「ちびむすドリル」は授業の復習や単元テスト前に主に利用しています。
学校の宿題の量が多いときなどは、チャレンジをお休みして「ちびむすドリル」で勉強することもあります。
その時の状況に合わせて利用しています。
また、家で過ごす時間ぎ増える夏休みや春休みには、「ちびむすドリル」をフルに活用しています。
その中で続けやすく、できるだけ手間をかけない「ちびむすドリル」の使い方を紹介します。
「ちびむすドリル」の利用法|算数に漢字練習!これまでの復習として!
我が家の子どもが通う小学校の夏休みの宿題は、答え合わせやとき直しなどのサポートは親が受け持つことになっています。
なので、答え合わせしながら間違っている内容をスマートフォンなどにメモしています。
普段の日なら、テストの返却時に間違った部分をメモするという感じです。
そして、そのメモをもとに「ちびむすドリル」でプリントを選んでいきます。
もちろん内容によっては、前の学年や単元まで戻って用意しますよ。
例えば、2桁×2桁の掛け算でつまずいているのなら、2桁×1桁の計算や基本の九九まで戻るといった具合です。
さらに我が家では、これまで苦手だった主語・述語などといった文法問題もプラスしています。
正直、一気に教材を用意しようとすると手間と時間がかかります。
なので、通勤時間などのスキマ時間を利用して、「ちょっと理解があいまいかな」「ミスが多いな」というところもスマートフォンにメモしておいたり、プリントをダウンロードしたりしています。
そうしておくと、家で様子をみながら印刷できるので、学習内容や量もその場で調整できて助かっています。
都道府県暗記チェックに大活躍!
今年の夏休みの課題の1つが47都道府県の暗記!しかも、すべて漢字で!
ある程度暗記ができたら、どこまでできているかチェックしたいところ。
そんなとき、「ちびむすドリル」の地域別や全国版の白地図といったプリントが大活躍しましたよ!
まだ都道府県の漢字には、習っていない字もあるので、完璧になるまで何度もプリントを使ってチェックしました。
好きなところは授業に関係なく知識として吸収
いつもより時間がある長期休暇には、通常のプリント学習だけでなくの3ステップ学習も!
「ちびむすドリル」の3ステップ学習とは、ポスター・確認テスト・やってみようシート!という3つの教材がセットになったもので、書かれていることを単に覚えるだけでなく、実際に自分の目で確認したりすることて知識を定着させる教材の1つです。
毎月1テーマ追加され、内容も多彩!
しかも、確認テストのレベルは低学年用・高学年用の2つに分かれているので、どの学年でもOKですよ。
今回は子どもと相談しながら、「ちびむすドリル」からは雲に関する内容、栄光ゼミナールとのコラボ教材からは星座に関するポスター学習を選びました。
実際の空や星を観察しながら、いつもとは違った形で知識を深めることができたようで、ポスターだけでなく自分から図鑑を何時間も眺めるほどはまっています。
この教材のおかげで、お金をかけずに知識を深めるきっかけができました。
子どももこのポスター教材が気に入っていて、「からだのひみつ」や「月や太陽の満ち欠け」などの他のテーマもやってみたい!といっています。
いろんなパターンの文章問題にも!
「ちびむすドリル」には、文章問題だけのカテゴリーがあります。
学年別でカテゴリーごとに問題がまとまっているので、習っているものから取り組みました。
ちょっと悩んでしまうところなどは、絵で書いてみたら?とアドバイスしながらススメていきます。
これまでも、こういった文章題だけをまとめた市販のドリルを利用したことがありました。
でも、どこかで難しいと感じると目の前にあるテキストのボリュームがネックになってしまい、なかなか進まないことがありました。
その点、プリント教材なら、目の前にあるのは1枚だけ。だから、モチベーションもキープできることが多かったです。
コラボ教材もあり
「ちびむすドリル」のスゴイところは、大手学習塾や教材会社とのコラボ教材があるところ。
押さえておきたい定番の問題を中心に、塾に通っている生徒でも正解率が50%以下の「難」といったハイレベルな問題もあります。
塾で出題される問題が体験できるので、子ども自身の刺激にもなりますよね。
もちろん、これらの教材も無料。
我が家でも算数のみになりますが、今回利用してみました。
実際、全部とはいきませんでしたが、ハイレベルな問題が解けると1つの自信にもつながるように感じました。
小学4年生にもなると、まわりで塾に行っているという話も聞きます。
私自身も、子どもの勉強が十分かどうか気になっていたので、こうした問題を解くことで、学力のチェックができるのでとても助かりました。
通常の「ちびむすドリル」でも結構な学習量がありますが、このようにいろいろな教材があるので、家庭でもより充実した内容の勉強ができます。
今回は、夏休みなどのまとまった時間があるときの使い方を中心に紹介しましたが、学校の復習用、公文のような毎日のドリルとして、テスト前の復習にと、目的にあった使い方ができます。
「ちびむすドリル」デメリットと対策
利用するには無料といえども、続けていく中で紙やインクなどにコスト面の悩みやプリント管理の難しさなどといったデメリットは避けられませんよね。
ここでは、「ちびむすドリル」を使いこなすために、我が家で実際にやっている3つの対策を紹介します。
1.カラー印刷はポイント使いで効果的に!
使っていくうちに気になるのが、プリントにかかるコスト面。
・両面印刷
・エコモードやモノクロモード
といったようにプリンターの印刷設定を工夫して、紙やインクといった消耗品になるべくコストをかけないようにするのが一般的。
もちろん我が家でも対策済みです。
でも、ポスターなどの教材は【カラー印刷】です。
その理由は、ポスターなどは1枚の用紙の中にたくさんの情報が詰まっているので、モノクロ印刷だとポイントもわかりにくく、読みにくくなってしまうからです。
大人でも、細かい字で書かれていると読むのが大変ですよね。
カラー印刷したとしても、市販品を購入することを考えればかなり安くできます。
だから、ポスターなどは視覚的に訴える効果があるカラー印刷が断然おススメします。
2.会員登録でプリント管理もラクチンに!
「ちびむすドリル」は、問題だけでなく答えもダウンロードできますが、それぞれファイルは別々になっているので、必要なところだけ印刷できるので無駄がありません。
また、大人が答え合わせするのであれば、わざわざ「答え」を印刷して用意していなくても、特に低学年なら大丈夫ではないでしょうか。
印刷しなくてもファイルだけダウンロードしておけば、すぐに解答を確認できます。
しかし、ファイル数が多くなってくると、該当するファイルがすぐに見つからなかったり、ファイルを開いて確認したりしなければならず、逆に時間がかかってしまうことも。
「ちびむすドリル」の会員登録をしておけば、プリントのダウンロード履歴が表示されるので、そこから答えまで簡単にたどりつけます。(ポスターなど一部のコンテンツは対象になりません)
また、兄弟・姉妹というように何人かで利用したときも、小学生や幼児という区分を対象のサイトで指定できるから、必要なプリントが見つけやすくなっています。
ちなみに、我が家も会員登録済みなので、気になるときはスマートフォンでささっと確認してチェックしていますよ。
3.計算問題などはタブレットで表示させるだけで十分なことも
お金をかけずに・・・というよりも、印刷そのものの手間を省くために、最近は計算問題などをiPadにプリントを表示させて解いています。
主に計算問題となりますが、iPadを見ながらノートにひっ算を書いています。この方法でも、特にやり難さなどは感じていないようです。
もちろん、こういった使い方は万能ではないので、図形問題や文章問題などには印刷して利用するなど、問題のタイプや目的に合わせて使い分けています。
まとめ
どうせタダなんだしと思われがちな無料教材ですが、答え合わせしながら子どもを観察して、レベルにあった教材を選んで用意してあげることで、「ちびむすドリル」が家庭学習のなかでも大切な役目を担うことができます。
そんな「ちびむすドリル」のポイントをもう一度まとめると
・基礎から無理なく取り組める内容
・コラボ教材やステップ学習といった教材も!
・漢字練習だけじゃない!読解問題もあり
・会員登録でプリントの管理もラクラク!
といった特徴があります。
ちなみに我が家では、この夏休みに60枚以上のプリントをお金をかけずに勉強し、復習や苦手な部分のフォローだけでなく、好きなことにも取り組めました。
「ちびむすドリル」は、教材の種類も内容も多いので、必要なプリントが手に入るサイトです。ぜひ、お子さんのが学力アップに取り組んでみてくださいね。