このレビューでは、来年1年生になる娘と一緒に「時計の読み方」を勉強するときに利用した「ドラゴンウォッチ」という無料のアプリを紹介します。
先日までの我が家では、
「短い針が8のとこにきたら寝る準備しようね」
「〇〇のテレビが終わったら保育園に行くよ!」
といった感じで、娘に”時間”を伝えていました。
もちろん、こういった形で時間を伝えていても、今のくらしの中では、私と一緒で「特に支障を感じない」という方も多いと思います。
しかし、小学生になれば、
学校では
→ 時間割に合わせて自ら行動する
自宅では
→ 早寝・早起き・登校といった生活リズムで
というように、決められた時間で動くため、ある程度時計が読めないとスムーズにいかないことも。
私も娘に時計の読み方を教えてみましたが、”時”という時間の単位は理解できたとしても、”分”のほうは難しいようで途中で終わったままでした。
しかし、その後注文していたランドセルが届き、娘自身も小学生になるんだ!とやる気もでてきたので、もう一度チャレンジしてみました。
このとき使ったのが、無料学習アプリ「ドラゴンウォッチ」です。
このアプリだけで、前回うまくいかなかった”5分単位”での読み取りができるようになりました。
1分単位の読み方も、あと少しでクリアできそうです。
というわけで、実際に時計の読み方を勉強するときに役立ったアプリ「ドラゴンウォッチ」を使用した感想として、おすすめポイントと、あと一歩な点を紹介します。
入学前の時計の学習にピッタリなアプリ|ドラゴンウォッチとは?
引用元:ドラゴンウォッチ
先述したように、小学生になると「時間を意識する」生活が、入学してからすぐに始まります。
「時間を意識する」ときに、重要になってくるアイテムといえば、アナログタイプの時計。
デジタル時計は、便利なように見えますが、数字を読むだけになりがちです。
やはりアナログタイプの時計のほうが、時間の流れも伝えやすいですし、針の動きから子どもも理解しやすいようです。
また、アナログタイプの時計の読み方を教える時に便利なアイテムといえば、知育・学習用の時計です。
これらの時計の主な特徴としては、
短針と長針の色が違う
0~59までの補助目盛がある
針と同じ色の数字をよめば時刻がわかる
といったような工夫がほどこされています。
しかし、こういった補助的なものは、かぎられた時期にしか必要としない機能ですし、ある程度時計の読み方がわかれば、くらしの中で実践しながら身につけることもできます。
だから、カラフルな専用の時計をわざわざ用意しなくてもいいかな。と私は思うのです。
結局、我が家では新たに学習用の時計を購入するのではなく、学習用機能が盛り込まれた無料の学習アプリ「ドラゴンウォッチ」を使って勉強することにしました。
「ドラゴンウォッチ」の情報
対象年齢 | 4歳以上 |
対象 | iOS
(iPhone/iPad) |
使用料 | 無料 |
有料コンテンツ | 無し |
オフライン対応 | 有 |
こちらのドラゴンウォッチは就学前だけでなく、小学1年生の時計の読み方を勉強するときに活躍できるアイテムです。
ドラゴンウォッチのおすすめポイント4つ!
今回「ドラゴンウォッチ」で時計の読み方を勉強したことで、準備などもスムーズにいく日が増えただけでなく、10分後、30分間といった具体的な約束も、これまでよりしっかり理解しているように感じます。
そんなドラゴンウォッチのおすすめポイントを4つご紹介します。
未就学児にうれしい4つレベル設定
引用元:ドラゴンウォッチ
ドラゴンウォッチでは、4つのレベルに分かれて勉強ができ、星の数が多くなる難易度が高くなります。
具体的な内容は、星の数で以下のようになっています。
★の数 | 出題・回答形式 |
★ | 何時のみ(0分単位) |
★★ | 時間と分(10分単位) |
★★★ | 時間と分(5分単位) |
★★★★ | 時間と分(1分単位) |
なお、「ドラゴンウォッチ」は、どこからでもスタートできる学習アプリなので、星1つの基本からステップアップしながら勉強したり、苦手なところだけ勉強したりと、わが子にあわせた学習ができます。
実はこのレベル設定の細かさが、私がドラゴンウォッチに決めた理由です。
特に就学前の学習として、少しずつステップアップしながら学習できる。
これが、決め手となりました。
これ1つで日本語・デジタル・時計合わせの3つに対応
引用元:ドラゴンウォッチ
(左上:日本語表示 左下:デジタル表示 右:時計合わせ)
ドラゴンウォッチは、2タイプ・3種類の出題形式です。
色 | 問題形式 |
オレンジ | 時計の読み方(日本語表示で回答) |
青 | 時計の読み方(デジタル表示で回答) |
赤 | 時計合わせ (出題は日本語表記) |
ドラゴンウォッチは、単に時間を読んで答えるだけのアプリで終わるのではなく、自分で短針・長針を合わせる課題にも対応しています。
そのため、時計合わせのために100均に買いに行ったり、時計を工作したりする必要もありませんし、追加のアプリをダウンロードする必要もありません。このアプリ1つダウンロードするだけです。
2択で集中!理解度に合わせて選べるヒント!
引用元:ドラゴンウォッチ
ドラゴンウォッチでは、時計の読み方を答える問題(オレンジ・青)の回答は、2つの選択肢から答えを選びます。
未就学児という年齢を考えると、2択は答えやすく、集中して取り組めるようになっています。
また、ドラゴンウォッチにも、読み方の補助機能があり、
・何時(短針)のヒントば中心部分に
・何分(長針)のヒントは円の外側に
といったヒントを、画面をタップするだけで切り替えできます。
だから、最初は2つのヒントがないと読めない状況でも、繰り返し問題を解いていくなかで、子どもの理解にあわせヒントをON OFFできるため、目盛りがないと時計が読めない!といったことも自然に防げます。
1回5問ごと!ご褒美シールでやる気アップも!
ドラゴンウォッチでは、5問ずつ問題が出題され、すべてに正解するとご褒美シール(アプリ上)がもらえます。
ゲットしたシールは、アプリ内のシール手帳に増えていきますよ。
これまでの娘といえば、トイレトレーニングや歯磨きなどの習慣化のシール作戦には、まったく興味をしめさなかったので、今回もあまり喜ばないかも?と私は思っていました。
でも、シールがどんどん集まっていくのは、かなりうれしいようで、こういったごほうび機能は地味にあなどれません!
あと一歩!なポイントはココ!
残念ながら、「こうだったらよかったのにな」という部分がありました。
不正解が子どもにはわかりにくい
ドラゴンウォッチでは、正解した場合、
・キラキラとした星が画面に出現
・画面上部の吹き出しに「せいかい」と表示
といった特徴があります。
しかし、間違った場合は、「ブブー」といったブザー音のみとなっています。
画面上の変化がなく、音のみのお知らせなため、子どもにとっては少し分かりにくいようです。
このアプリの主な対象が、4歳~といった就学前という年齢を考えると、〇・×と大きく表示されるほうが視覚的にもわかりやすいかなと思います。
進みがわからない
ドラゴンウォッチには、全問正解してもクリアという表示がありません。
また、学習履歴もないので、「どこまでやったかな?」とわからなくなってしまうことも。
でも、これは我が家ではあまり大きな問題ではなくて、いつも星2つのレベルからリスタートしていますよ。
これでも、娘からもクレームがきたこともなく、自然に反復学習にもなるので結果オーライです。
まとめ
「時計を読める」ということは、単に勉強としてだけではなく、自分で行動するための大切な一歩にもなるため、早い段階で身につけたいところです。
今回紹介した無料学習アプリ「ドラゴンウォッチ」なら、
2.これ1つで3モードで勉強できる
3.2択で集中!理解に合わせて選べるヒント!
4.ご褒美シールでやる気アップ!
という特徴があり、楽しみながら勉強ができるような工夫があります。
だから、入学準備の1つとして”時計の読み方”を考えている方におすすめです。
気になるという方は、ドラゴンウォッチのサイトをのぞいてみてくださいね!