みなさんは LeapFrog(リープフロッグ)をご存知ですか?
名前を聞いたことはなくても、おもちゃ屋さんやおうち英語のブログで、上の写真のようなDVDが紹介されているのを見たことがある方も多いかもしれません。
これらは、主にアメリカで、英語圏以外の国から来た子どもたちに英語を教えたり、小さな子どもたちに「フォニックス」を教えたりするときに、とっても役に立っているDVDなんです。
・子供にフォニックスを教えたいけど、何から始めればいいの?
・小さいうちから英語を楽しく学ばせてあげたい!
・リープフロッグって色々あるけど、何から始めたら良いのか分からない!
等、色々と疑問点はあるかと思います。
この記事では、そんな親御さんにぴったりのリープフロッグのDVDの種類や順番、進め方、ポイントなどを紹介して、攻略していくページです!
この記事を書いている私は子供にリープフロッグを使って英語を教えている2児のパパです。
それでは早速行ってみましょう!
フォニックスってなに?
「Leapfrog」のDVDが子供の英語教材なのは分かったけど、そもそも「フォニックス」ってなに?という方に見ていただきたいのがこちら。
この文字を、お子さんになんて教えますか?
そう、もちろん「エイ」でも合っています。
でも、AからZまでアルファベットが読めても、英単語が読めるようにはなりません。
そこでこの「A」を「エイ」と教えるのではなく、発音するときの「ア」という音として覚えちゃおう!というのがフォニックスの考え方です。
Leap Frogの「Letter Factory」というDVDでは、これをもっと子供が覚えやすいように、「モンスターがドアからいきなり出てきて、びっくりしたときの「アー!!」という音、だと教えてくれます。
これをAからZまでの26文字分覚えてしまえば、例えば「HAT」という単語をはじめて見たとしても
「ハーハーと息切れしているときの」「H(ハ)」
+
「モンスターに驚いたときの」「A(ア)」
+
「タップダンスの足音みたいな」「T(トゥ)」
で、「HAT(ハァト)」だ!と、なんとなく読めてしまうんです。
(もちろんサイレントEなどの例外や、特別ルールもあるのですが、それは続編の「Talking Words Factory」などで学ぶことができます)
単語一つ一つを覚えていくのはものすごく時間がかかりますが、このフォニックスさえ覚えてしまえば、かなりの単語が初見で読めるようになります。
フォニックスについてもっと詳しく知りたい、という方は国内ですと mpi(https://www.mpi-j.co.jp/store/instructor/) というグループの教材が分かりやすいです。
こちら↓からmpiのフォニックスの初歩の授業を閲覧することができます。
mpiからは子供向けのDVDも出ているのですが、基本的にスライドショーに歌がついている形式の物ですので、子供が楽しんで繰り返し見るか…という点では、疑問が残ります。
その点、LeapfrogのDVDは小さな子供たちが大好きな、叫び声、オチがあちこちにあるアニメーションですので、お子様によりますが大体2~3歳ごろから楽しんで見ることができると思います。
DVDを見るためには、リージョンフリープレイヤーが必要
ここで1点だけ、注意事項を挙げておきます。
それは、LeapFrogのDVDはアメリカ製のため、日本の通常のDVDプレイヤーでは再生ができないということです。(パソコンでは再生できます)
国内で輸入物のDVDを再生するには、リージョンフリーのDVDプレイヤーが必要になります。
最近ではAmazonなどでも3000円以下で購入できますので、お持ちでない方はこれを機に購入するのもよいと思います。
おうち英語をはじめるとアメリカのDVDを取り寄せて再生することが多くなりますので、1台持っていると重宝します。
■リージョンフリー CICONIA DVDプレイヤー DVD-C02BK
https://www.amazon.co.jp/CICONIA-DVD-C02BK-%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC-DVD%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC-DVD-C02BK/dp/B00NI9ZSIO/ref=sr_1_1?s=dvd&ie=UTF8&qid=1535947445&sr=8-1&keywords=%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC+CICONIA+DVD%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%80%80DVD-C02BK
どのDVDを見ればいいの?
では、ようやくここでDVDの紹介に移ります。
LeapFrogからは15種類ほどのDVDが出ており、対象年齢は2~6歳となっています。
一体どれを選べばいいのか迷ってしまいそうですが答えは簡単。
まず「Letter Factory」を購入してみてください。
https://www.amazon.co.jp/Letter-Factory-DVD-Import/dp/B0024R1CHC/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1535946940&sr=8-3&keywords=leapfrog+dvd
それがお子さんに合うようであれば、続編ともいえる「Talking Words Factory」を。
さらに先に進めるようであれば「Word Caper」をご覧ください。
とりあえずこの3巻を見ておけば、基本的なフォニックスルールはバッチリわかります。
もしお子さんがまだ0~2才であれば、内容がより簡単なScout君のシリーズがおススメですが、必須ではありません。
では次はいよいよ、各DVDの内容紹介に入ります。
「Letter Factory」について
公式対象年齢:2~5歳
おうちでフォニックスを教えようと思ったら、まず見ておきたいのがこちらのDVDです。
公式のサンプル動画だけでも、もう楽しそうですよね!
内容はここまで書いてきたとおりですが、Aは「モンスターが出てきて驚いたときの『アー!』、Dは「ドラムをたたく音のような『ドゥ』」、「Kはキックの『ク』」などのように、アルファベット自体をモチーフに、それぞれの発音を教えてくれます。
※公式サイトより転載
DVDは前半部分がかなり長いので、「A」のモンスターが出てくるまで、飛ばしてしまって大丈夫です。
「A」を見始めたら「Z」まで、くぎ付けになってみてくれるお子さんが多いですよ。
DVDが始まったら、ただかけ流してしまうのではなく、親御さんも一緒になって体を動かしながら、お子さんが楽しんで見られるように工夫をしてみてください。
例えばモンスターにびっくりして「アー!」と叫ぶシーンでは、一緒に叫んだり。
「Up」の「U」を練習するパートでは「UP!」「UP!」と言いながら空を飛ぶキャラクターたちに合わせて、一緒に「UP!」と言いながら、お子さんを高い高いしてみたり。
「学習用のDVDを見させられている」と感じてしまうと、視聴が長続きしませんので、遊びの一環として取り入れていくと、お子さんの内容理解も早いです。
「Talking Words Factory」について
https://www.amazon.co.jp/Leap-Frog-Talking-Words-DVD/dp/B0084DVW4I/ref=sr_1_8?ie=UTF8&qid=1535946940&sr=8-8&keywords=leapfrog+dvd
公式対象年齢:3~6歳
「Letter Factory」をマスターしたら、次におススメしたいのが、こちらの「Talking Words Factory」です。
こちらでは「vowels(母音)」がテーマになっています。
ベルトコンベアーに載せられて、べっちゃべちゃのノリだらけになった母音たちが、他のアルファベットとくっついて、単語として発音される…までの流れを楽しく学ぶことができます。
「D」+「A」+「D」で「DAD」。
そこに「GL」が降ってくれば「GLAD」…というように、近い発音の言葉をまとめて覚えるので、語彙を増やすことも出来ます。
※公式サイトより転載
歌も楽しいので、ぜひ歌いながら楽しんでみてください。
「Word caper」について
https://www.amazon.co.jp/Leap-Frog-Word-Caper-DVD/dp/B0084DVVLC/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1535947024&sr=8-1&keywords=leapfrog+dvd+word
公式対象年齢:3~6歳
ここまではぜひ見ておいてほしい!というのがこちらの「Word caper」です。
https://www.leapfrog.com/en-us/store/p/word-caper-dvd/_/A-prod21227
(youtubeに動画はありませんでしたが、上記から公式サイトで動画の一部が見られます)
こちらでは主に「サイレントe」と呼ばれるフォニックスの特別ルールや、「CH」「TH」などのように、二つのアルファベットがくっついているときの発音を学びます。
また、母音が複数存在するときには後ろの母音は読まずに、前の母音をアルファベット読みで読む…といった、文章で読むと何が何やらなルールまで、目で見てわかるようにとっても楽しく教えてくれます。
ここまでの3巻をよく見ておけば、初見の単語もだいぶ読めるようになり、お子様が自分で英語の文章や本を読む助けになります。
他にはどんなDVDがあるの?
Leap FrogのDVDをもっと楽しみたい!という方に、他のシリーズについても簡単にご説明いたします。
2才までの小さい子向け!Scout君のシリーズ
https://www.amazon.co.jp/Leapfrog-Complete-Scout-Friends-Collection/dp/B00CMCCAH0/ref=sr_1_9?ie=UTF8&qid=1535946940&sr=8-9&keywords=leapfrog+dvd
公式対象年齢:2~5歳
対象年齢が幅広く書かれていましたが、内容がかなり幼いので、2歳前後のお子さんにおススメなのがこちらです。
数を数えたり、アルファベットやフォニックスを覚えたり、簡単な図形の名称を覚えたり、といった内容です。
歌がたくさん入っており、キャラクターもかわいいので、小さいころから英語に親しませたい、という方にはとても良いと思います。
英語で算数を学べるDVD「Numbers A hoy」
https://www.amazon.co.jp/Leap-Frog-Numbers-Ahoy-DVD/dp/B0084DVWAW/ref=sr_1_sc_1?ie=UTF8&qid=1535947072&sr=8-1-spell&keywords=leap+frog+Numbers+A+hoy
公式対象年齢:2~5歳
「Math Circus」
https://www.amazon.co.jp/MATH-CIRCUS/dp/B00361XWCI/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1535946841&sr=8-1&keywords=Math+circus
公式対象年齢:3~6歳
「Math Adventure to the Moon」
https://www.amazon.co.jp/Math-Adventure-Moon-DVD-Nesler/dp/B002XDQITE/ref=sr_1_3?s=dvd&ie=UTF8&qid=1535947211&sr=1-3&keywords=leapfrog+dvd+math+adventure
公式対象年齢:3~6歳
こちらの3作品は、英語で数を学べます。
「Numbers A hoy」の方が簡単で、サメの抜けた歯を数える…というちょっとシュールな方法で、0から20までの数字を覚えることができます。
「Math Circus」は数字の書かれた積木たちが、空中ブランコで合体することによって、簡単な足し算を学べます。
「Math Adventure to the Moon」は、上記2つの複合的な内容で、宇宙へ行って数と足し算、図形などについて学ぶことができます。
https://www.leapfrog.com/en-us/store/p/math-adventure-to-the-moon-dvd/_/A-prod21226
どれも英語がすべて理解できなくても、目で見てわかる内容になっていますので、ぜひお子さんとチャレンジしてみてください。
もっと語彙を増やしたいと思ったら「Letter Factory Adventuresシリーズ」
「Leapfrog Letter Factory Adventures」
https://www.amazon.co.jp/Leapfrog-Letter-Factory-Adventures-DVD/dp/B01JH4G1CU/ref=sr_1_1?s=dvd&ie=UTF8&qid=1535947264&sr=1-1&keywords=Leapfrog+Letter+Factory+Adventures
公式対象年齢:4~7歳
最近になって出てきた新しいシリーズで、アニメーションがCGに変わっています。
内容はこれまでのDVDから一歩進んだもので、ストーリー性がより強くなり、困っている人たちを助けながら、語彙を増やしたり、足し算を学んだりすることができます。
できれば小学校低学年くらいまでに見ておきたいところです。
まとめ
おうちでお子さんに英語を教える方法はいろいろありますが、実は高額な教材は必要ありません。
英語圏の子供たちがするように、親御さんが英語で日常的に話しかけたり、今回ご紹介したような英語コンテンツを親子で楽しんだりするうちに、自然と身につけることができます。
どれも1つ1500円程度で試せるものばかりですので、ぜひお子さんと一緒にお手に取ってみてください。