チャレンジタッチ 体験談・レビュー記事

【体験の口コミ】チャレンジタッチの算数を徹底解説!

投稿日:2018年9月20日 更新日:

チャレンジタッチ徹底解説

「勉強しているのに成績が上がらない・・・」
「算数の成績がもう少し良かったら・・・」
「勉強ができる子とうちの子と何が違うの?」
この状況をどうにか変える方法は?と悩んでいませんか。

特に数学は、ポイントがわかれば、勉強時間は短くてもしっかりと理解でき成績もアップします。
我が家の娘も、チャレンジタッチの学習アプリを活用してちょっと苦手だった分数の計算を克服。
6年生の進級を前に、小学校で習う計算はひととおり学習したところです。
とはいえ、親である私がしたことといえば、チャレンジタッチの教材を使い方についてアドバイスしただけ。
そこで、苦手克服や成績アップできる教材をお探し中の方に向けて、

  • チャレンジタッチの教材とその使い方
  • 苦手克服のため教材とは?
  • 先取学習にも使えるアプリの紹介
  • 知っていると便利な使い方

など、算数の教材を例に、詳しくレビューしていきたいと思います。

もし、勉強しているのに結果がでてない、効率よく勉強して結果を出したいと考えているなら、今のやり方を離れて、ポイントを絞った学習方法が必要かもしれません。
この記事で、お子さんの成績アップのヒントについてしっかり考えていきましょう。

※この記事の内容は2018年当時の体験談をベースに、2020年度の情報を加筆しました。
また2020年4月現在の情報をもとにしていますが、教材ラインアップ・内容・名称などが変わることもあります。

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目次

チャレンジタッチ|小学4年生の算数の教材はコレ!

自宅で勉強できる進研ゼミの「チャレンジタッチ」は、アニメーションを使い、楽しくわかりやすい学習をサポートしてくれる教材です。
ちょうどわが家でチャレンジタッチをスタートしたのは、長女が小学4年生(2018年度)のときです。

■毎日の学習・テスト対策用の教材
1.教室
2.テスト100点問題集
■計算・苦手克服に特化した学習アプリ
3.小学生計算まるごとアプリ
4.わり算ロボバトル
■次学年につなげる・苦手をなくす教材
5.漢字計算アドベンチャー →2020年03月で配信終了
6.まとめテスト予想問題(https://www.benesse.co.jp/)/
7.4教科おさらいバトル
8.実力診断テスト
9.思考力トレーニング(https://www.benesse.co.jp/)/

学年が変わっても教材の構成は大きく変わりませんが、「苦手克服に特化した教材」については、それぞれの学年でつまずきやすい単元をより細かくフォローできるアプリが準備されています。
こうやって書き出すと、たくさんの教材があるため「我が子にはハードルが高すぎるかも・・・」と感じるかもしれませんが、進研ゼミなら楽しく学習できるので安心してくださいね。

なお、英語・プログラミングと実際にチャレンジタッチを使用して書いた記事もありますので、よかったらどうぞご覧ください。

\チャレンジタッチの関連記事(英語・プログラミングも記載した口コミレビュー)/

2020年版チャレンジタッチ口コミ!英語学習もしてみました。【体験談レビュー】

それでは、一つひと紹介していきます。

【毎月配信】チャレンジタッチのメインレッスン「教室」

チャレンジタッチのメインレッスン

毎月25日に更新される「教室」はチャレンジタッチのメインとなる教材です。

この「教室」には、
◇メインレッスン
・・・学校の授業にそったわかりやすい解説と演習問題
◇キミ専用のWとき直し(まとめ)問題
・・・間違った問題の中から重要ポイントのおさらい
◇赤ペン先生の問題
・・・1カ月の学習の仕上げと記述力対策に
◇レベル別問題(教科ごとに設定可能)
・・・応用問題をメインにした演習問題

といった教材があります。それぞれの内容を簡単に紹介していきます。

進化を続けるメインレッスン

チャレンジタッチは、メインレッスンではアニメーションや音声を多く使い、単元ごとのポイントをわかりやすく解説。
そのうえで確認問題や演習に取り組みます。
さらに、2020年度からは「ひらめきスイッチ」とよばれるボタンが登場し、紙ベースの教材ではできないデジタルの特性を生かした「考える学習」を積み上げていきます。

もちろんタブレットを使った「チャレンジタッチ」では自動採点を採用。
回答はその場で答え合わせし、間違えた理由にあわせた解説。そして、レッスン終了直後にもう一度問題を「とき直し」というように、「やりっぱなし」にならない工夫。

この「自動採点」と「とき直し」は、効率よく理解するための重要なポイントなのです。

またチャレンジタッチでは

  • はじめから(再受講) → 授業(解説)と演習問題の両方
  • 問題から → (解説なし)演習問題のみ

2つのモードがあるので、理解不足を感じる内容は「はじめから」、復習として取り組むなら「問題から」というように、状況に合わせた「とき直し」の使い方ができます。
後述する紹介するWとき直し問題(旧キミ専用のまとめ問題)と合わせて、授業理解と基礎学力の定着をめざしています。

自分だけの専用の問題で授業理解と基礎学力の定着

自分だけの専用の問題

出典:進研ゼミ(https://www.benesse.co.jp/)

チャレンジタッチには、先述したレッスン直後の「とき直し」だけでなく、メインレッスン学習後におこなう自分だけの専用のまとめ(とき直し)問題があり、授業理解と基礎学力の定着につなげます。

この自分専用の問題はメインレッスンの一つですが、間違った問題(内容)の傾向を解析し、重要なポイントに厳選して出題。
こちらは、レッスンのまとめとして、時間をおいてからもう一度取り組む「とき直し」です。

【記述力にも対応】赤ペン先生の問題

できたことをほめてしっかりとほめてくれる赤ペン先生のていねいな指導。
これまでは年に3回ほどと少な目でしたが、2020年からは紙だった赤ペン先生の問題もチャレンジタッチに直接配信&提出とデジタル版になりました。
メインレッスンの学習のまとめとして、毎月(学力診断テストのない月)提出となります。
問題数は1~2問、表現力がカギとなる記述問題が中心です。記述力の指導がプラスされ、より説得力のある表現へ。
2020年度からは、提出・返却・見直しもすべてチャレンジタッチで完了します。

【レベル別問題】お子さんに合わせて組み合わせ自由

レベル別問題

出典:進研ゼミ(https://www.benesse.co.jp/)

これまでは、基本・演習・発展の3コース制でしたが、2020年度からは演習・発展コースが1つにまとまり、標準・挑戦の選択制に変わりました。
なお、すでに受講している方は、これまでのコース選択に基づき設定が引き継がれます。また(これまで同様)受講コースによる追加料金は発生しません。

コース別問題は、スケジュール的に余裕のない場合をのぞき、学力を充実させるためにも、ぜひ取り組みたい演習問題です。

コース別問題

チャレンジタッチのレッスンには、

  • 学校の授業に対応した「標準コース(デフォルト)」
  • 応用問題の割合が多くなる「挑戦コース」

この2つコースがあり、苦手や得意に合わせて教科ごとにコースが選べます。

進研ゼミのコースの種類

出典:進研ゼミ(https://www.benesse.co.jp/)
簡単にコースの内容と設定について紹介します。

「標準コース」の場合

授業や学校の単元テスト対策となるよう、確実に押さえたい基礎的な学習内容が多いのが標準コースです。
出題の割合で言うと、基礎7:応用3といった配分です。
まずは基礎をしっかりと身につけたい方向けのコースで、メインレッスン→赤ペン先生の問題提出・見直しと、ここまでが一つの学習の流れとなります。

「挑戦コース」を選択した場合

挑戦コースを選ぶと、赤ペン先生提出後に取り組むレッスンが追加されます。

挑戦コースは


・基礎問題が4割
・応用問題が5割
・発展問題が1割

と標準コースに比べて、基礎以外の問題の割合が高くなります。

発展問題には、中学入試問題レベルの問題が出題されるなど、標準コースだと物足りない方、教科書のレベルより難易度の高い問題に挑戦したい方向けのコースになっています。

簡単になったコース選択

これまでのコース別教材では、
・保護者サイト「おうえんネット」に接続しなとコース設定ができない
・またコース設定しないと今日のおすすめレッスンとして表示されない
といった部分がありました。

2コース制への変更にともない、チャレンジタッチのシステムも変更に。
初回の教材配信時、もしくはチャレンジタッチのホーム画面にある「設定」から教科ごとにコース選択が可能になりました。

これまで同様、お子さんに合わせてコースの組み合わせ可能ですし、月の途中でのレベル変更にも対応しています。
そのため、「今月号の算数は苦手な単元だから、基本の部分をしっかりと!」と標準コースを選んだり、「この単元は得意なところだから挑戦コース!」を選んだりと、お子さんの状況にあわせて一つひとつ調整も可能です!

【デジタル版になった】テスト100点問題集

「テスト100点問題集」は、名前の通りテスト対策⽤の教材です。
テストによく出る問題を⽉単位でまとめてあるため、単元テストの理解度チェックとして活⽤できます。
これまでは冊子タイプの特別付録という形でしたが、2020年度からはデジタル版に変わり「パワーアップコーナー」に集結。
ここでは、メインレッスンが終わったら取り組みたいデジタル版テスト100点問題をはじめ「パワーアップコーナー」にある3つの教材を紹介します。

  1. デジタル版テスト100点問題
  2. カンペキとき直しボックス
  3. おかわりレッスン

デジタル版テスト100点問題

ポイントを絞った教材のため学習量は多くはありませんが、学習の仕上げや学校のテスト対策としてしっかりと取り組みたい教材の一つです。
これまでは別冊の教材だったため、(我が家では)忘れがちになることも多く、子どもへの声かけなどフォローが必要でしたが、今回デジタル版になったことで取り組みやすくなりました。

カンペキとき直しボックス

「カンペキとき直しボックス」とは、レッスンを取り組んだ際(初回)に間違った問題を1カ所に集めたものです。
とき直しが必要なレッスンが一目でチェックができるだけでなく、ボックスから間違えた問題を集中的にとき直しすることができます。

一連のメインレッスン中で間違えた理由を理解する「とき直し」とは違い、本当に理解できたか、苦手な部分が残っていないかチェックできる便利な機能ではないでしょうか。
また、とき直しするとご褒美ポイント(ジュエル)がもらえるため、面倒になりがちな「とき直し」もやる気アップにつながりますね!

おかわりレッスン

おかわりレッスンは、パワーアップコーナーに追加された新しい教材です。
対象は国語と算数の2科目で、メインレッスンで取り組んだ演習問題の類題が出題されるため、学習内容の定着としてぴったりです。

小学生計算まるごとアプリ

計算まるごとアプリは、計算に絞り込んだ計算専用の学習アプリです。
このアプリを初めにみたときは、「何度でも繰り返して勉強できるから便利」と思う程度だったのですが、今では一番おすすめできるアプリで、我が家で稼働率ナンバーワンです。

小学生計算まるごとアプリ

その計算まるごとアプリには、「レベルクリアテスト」「攻略カリキュラム」の2つのモードがありますが、使い分けることでより効果的に!
そこで、それぞれの使い方とポイントを解説します。

レベルクリアテスト・モード@計算ドリルとして使う

計算まるごとアプリにある「レベルクリアテスト」は、簡単にいうと10問1ステージのデジタル版の計算ドリルです。
アプリ内で学習したい単元を選び「挑戦」ボタンを押すだけ。
出題される10問に全て正解することでレベルクリアとなりますが、1問でも間違えるとクリアできません。
なお、間違えた部分には解説があるものの、「教室」のようなとき直しの機能はありません。
全問正解!を目指し、繰り返しチャレンジできる「計算ドリル」です。

【必見】攻略カリキュラム・モードで苦手克服をサポート

攻略カリキュラムモード

出典:進研ゼミ(https://www.benesse.co.jp/)

もう一つのモードが「攻略カリキュラム」。
実は、計算まるごとアプリが単なる計算ドリルで終わらないのは、このモードがあり「自分だけのカリキュラム」が作れるから。

しかも、その攻略カリキュラムの作り方は簡単で、

  1. 1.計算まるごとアプリを起動
  2. 2.単元を選び「攻略カリキュラムを作る」を選択
  3. 3.チェックテストを10問解く

3つのステップで、10問の回答をもとに現状の計算力についてチェックしていきます。
誤答した部分から各カテゴリーで不足している計算スキルを洗い出し、原因となる単元までさかのぼる。
こうして作られたのが、「自分だけのオリジナルカリキュラム」で、効率よく計算力の向上をサポートいていきます。
なお、選ぶ単元は授業で習っている単元でも、苦手克服したい単元や先取りと学年に関係なく自由に取り組むことができます。

【注意】問題が多く全問正解でげんなりすることも

なお、注意しておきたい点が一つあります。
それは、計算まるごとアプリは10問全てに正解してクリア(合格)ということ。

ケアレスミスや入力ミスなどもあるので、10問1回で合格するのも簡単ではありません。

しかも、学年が上がるほど問題も複雑となるため、当然カリキュラム数はかなりのボリュームに!

「やるぞ!」と闘志を燃やす子もいますが、課題が多すぎたり、クリアできないことが続いたりすると「できない」とあきらめてしまう子も。

我が家の場合は、まさに「課題が多すぎるとあきらめてしまうタイプ」。これでは、せっかく目の前に良い教材があっても変わることはできません。
そこで、「問題が多すぎる!」とあきらめる前に、見直したいポイントをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

足し算・引き算がカリキュラムに入っている場合

ケアレスミスをしているケースも意外に多いので、「答え合わせボタン」をおす前の見直しをするようにアドバイスし、チェックテストをもう一度うけてカリキュラムを再作成します。
これだけですが、初歩的なミスが減ることで、カリキュラムのボリュームがかなりダウンできるのでおすすめです。

四則計算・小数・分数がカリキュラムに含まれている場合

実は苦手な部分がいくつか隠れているかもしれません。カリキュラム通りに取り組んでも、ステップ数が多くてゴールまでがとても遠く感じます。
そんな時には、関連する1つ前の内容でもう一度攻略カリキュラムを作るのがおすすめです。
例えば、「小数と整数のかけ算」なら、小数を扱う前の単元「2桁と2桁のかけ算」まで戻ってみるということです。
「2桁と2桁のかけ算」のテストで問題なくクリアできるのに・・・となれば、小数の部分がネックとなっているので、そこから取り組むのも手です。
もちろん、攻略カリキュラムそのものに必要な単元の洗い出し機能があるのに二度手間になるのでは?と感じるかもしれません。
ただ、カリキュラムの量の多さがネックになってなかなか取り組めない場合には、1つ前の内容に戻ることで、結果的にカリキュラムのボリュームが減り、取り組みやすくなるのでおすすめですよ。

「わり算ロボバトル」

小学4年生対象の教材にはなりますが、名前のとおり割り算のための対戦型のアプリで、繰り返し取り組めるように工夫されています。

わり算ロボバトル

出典:進研ゼミ(https://www.benesse.co.jp/)

このアプリは、単にわり算が出題され答えを求めるアプリとはことなり、2桁の整数の割り算で重要になってくる「商」を早く正確に求める、計算の素地に注力したアプリです。

計算が得意な子が知っていること

今までわりと「計算は得意」という場合でも、割り算になると”難しい”と感じることも少なくないようです。
というのも、わり算には、かけ算、引き算というようにいくつもの計算テクニックが必要で、頭をフル回転させ取り組む必要があるため。
「わり算ロボバトル」では、わり算の中で最も重要な「商を予測する」。
この部分を集中的に繰り返します。裏を返せば、それだけ2桁の割り算というのは、苦手になりやすい単元ということを示しています。
だからこそ、そこに楽しさをプラスしたアプリ「わり算ロボバトル」ががっちりとサポートしてくれるはず。
ここでは小学4年生のアプリで紹介しましたが、5年生であれば小数の割り算や倍数・約数、速さ・割合など苦手になりやすい単元を中心に、何度も取り組めるよう工夫したアプリが配信されます。

もっと早い時期に取り組みたい!

あえてデメリットを上げるとすれば、学校行事の多い時期の11月号として配信されたということです。

もちろん学校の授業の進み具合から言えば、配信時期は問題にはなりません。
ですが、割り算のスタート部分なため、夏休みなど時間のある時期に余裕をもって取り組めたら、さらによかったのにと感じました。

漢字計算アドベンチャー →2019年度で配信終了しました

漢字計算アドベンチャー

2020年3月で配信終了 しました。現在のところ同様のアプリを配信する予定はなく、小学生計算まるごとアプリや他のアプリを活用してくださいとのことでした。
このアプリの変わりではありませんが、学期ごとに「まとめテスト(紙教材)」も用意されていますので、進度にあわせておさらいに利用できます。

漢字計算アドベンチャーは、入会時に配信される、学年ごとに「おさらい」を目的としたアプリです。算数の場合は、ステージによっては、自分で単元を切り替え、単元を選ぶこともできます。

漢字計算アドベンチャーでも計算問題が出題されますが、チャレンジタッチの画面上には計算するスペースがありません。あまり難しいすばやく答えを求めるための練習になりますが、適当に解答しないためにも、ノートやメモ帳などをあらかじめ準備しておくと慌てずにすみます。

4教科おさらいカンペキバトル

4教科おさらいカンペキバトル

学年によりアプリの名称は多少ことなりますが、国・算・理・社の4教科のおさらいを中心としたアプリです。

  • 1月号 → 1・2学期の復習用
  • 2月号 → 1年間の総まとめ用

といように、2回に分けて配信。次の学年につながる、絶対におさえておきたい問題ばかりを集めたアプリです。

そのアプリの特徴は

1.レベル別・段階的に復習ができる!
2.時間制限あり
3.クイズ形式・選択制
4.全問正解が次に進むための条件

となっており、次のステージ(問題)に進むためには全問正解する必要があります。
これは、正解率の低く苦手になりやすい問題もふくめ、まんべんなく復習できることになります。
また、計算問題だけでなく、時計や図形問題など幅広い範囲から出題されるところもポイント高めです。

実力診断テスト

実力診断テスト

出典:進研ゼミ(https://www.benesse.co.jp/)

学期ごとにおこなわれる「実力診断テスト」は、苦手を把握しつぶすうえでも欠かせない教材です。
テスト内容はチャレンジ(オリジナル教材)と同じものですが、回答の提出は「チャレンジタッチ」からのみとなります。

チャレンジタッチで提出できることで

  1. その場で採点&とき直し
  2. 1問ごとに解説がある
  3. 重要なところは映像による解説も!
  4. 自分だけの復習ドリルで苦手を解消!

と問題をといてから判定、そして復習と、時間を置くことなく取り組めるためとても利用しやすくなりました。
とはいえ、どうやってタブレットでテストの回答を提出するの?という方のために、簡単に紹介します。

実力診断テストの提出方法は簡単

実力診断テストの提出方法

実力診断テストの問題をとき終えたら、

●小学3年生以上の場合は
ホーム画面にある「ポスト」をタッチし「実力診断テスト」を選択

●小学1・2年生の場合は
保護者の方が入力して提出することを想定しているので、
ホーム画面にある「おうちのかたへ」をタッチし「実力診断テスト」を選択

あとは、画面上のシートに答えを転記して最後に提出ボタンを押すだけ。
その場ですぐに採点が始まり、ほどなく結果を確認でき、とき直しや復習ドリルと進めることができますよ。

思考力トレーニング

思考力トレーニング

出典:進研ゼミ(https://www.benesse.co.jp/)

思考力トレーニングは、2018年度当時はなかった特別付録(冊子)の教材で、文字通り自分なりに答えを導きだす力・伝える力を育てることを目的とした、新しい学びに対応した教材です。
チャレンジタッチでは、4教科それぞれの問題をとおして、情報を整理したり、関連性をみいだしたり、さらに考える手順や図式化するなど、「考えるコツ・うまく伝えるコツ」を学んでいきます。

学習の目安は、1カ月に4教科それぞれ1回分。
分量としては多いものではありませんが、毎月こうした教材に繰り返し取り組むことで、的確にこたえる力の習得を目指すとのこと。
まだ本格的には使用し始めていませんが問題をさっとみたところ、日常の事柄を題材にした問題が多いので、お子さんも面白そうだなと感じるのではないでしょうか。
テキストの構成も、「予想→ヒントをもとに自分の考え方を整理→まとめ」という流れになっているので、苦手意識なく進めていけそうです。

知識だけでとけない思考力。
具体的にどうやって勉強したらいいの?という思う方も多いですが、チャレンジタッチでは4教科の内容に絡めた問題でアプローチしていきます。
ここまで、チャレンジタッチの教材の内容やポイントを紹介してきました。

次に、算数の計算が苦手だなというお子さんにぜひ利用してほしい、著者おすすめのアプリを紹介します。

【おすすめ】苦手克服に使えるアプリ「小学生まるごと計算ドリル」

資料をまとめる時、実験の時など、算数のほかの教科でも算数の知識を使います。
しかも、中学・高校・大学とすべての土台になる部分。
だからこそ、できないところをそのままにしないこと。
これが学力の差になります。
今回レビューしたチャレンジタッチは、多くの小学生がつまずきやすいポイントを研究し、そのノウハウを教材作りにいかしています。
その中でも「小学生まるごと計算ドリル」はとても効果的な教材だということを体感しました。

おすすめする理由は苦手を見つけて解消する「攻略カリキュラム」

教材紹介のところでも紹介しましたが、「小学生まるごと計算ドリル」をおすすめする理由は、苦手な部分を解析し、自分だけの攻略カリキュラムで取り組めるためです。
チャレンジタッチをやり始めた当時の娘は、分数をつかった計算が少し苦手で、時間がかかるし、計算ミスもときどきしてしまう状況でした。
そこで、分数の計算を克服できるよう「小学生まるごと計算ドリル」をスタート。

誤答した問題をもとに作られた攻略カリキュラムそのものは、細かな単元に分かれているので問題数は多くなりますが、一つひとつ積み上げていくことで、ケアレスミスをしなくなり、自然と計算そのものも早く正確にとけるように。
時間はかかりましたが、すべてをクリアしたときの達成感は本人の自信にもなったようです。

実は先取学習にも使えます

苦手克服には「小学生まるごと計算ドリル」がおすすめと紹介しましたが、実は同じ教材を先の学習につなげることもできます。
使い方も同じで、「小学生まるごと計算ドリル」のチェックテストを受け、今の自分の学力にあった「オリジナルカリキュラム」を準備するだけです。
習っていない部分が含まれることになりますが、ポイントをおさえながら項目で少しずつステップアップ。
小学4年生の夏休みには、5年生で習う小数×小数までクリア。
毎日これのアプリばかりというわけにはいきませんが、5年生の冬休みには、6年生で取り組む「分数と小数の混じった計算」(最終レベル27)をクリアしたところです。

知っていると便利なこと

ここでは、保護者の方が知っているとチャレンジタッチがより使いこなせる3つのポイントを紹介します。

学習メールで小さな苦手をキャッチ!

学習メール

チャレンジタッチでは、おうえんネット(進研ゼミ・保護者専用サイト)だけでなく。教室で学習する「メインレッスン・キミだけのとき直し問題・レベル別レッスン」の学習状況がメールで届きます。
学習毎に送られてくるメールには、学習時間、学習した単元とその正解率、とき直しの有無などが書かれています。

単に学習したかどうかの確認だけではなく、

  • 1回目の正解率
  • とき直しの有無
  • 何度もとき直しして100点になっていないか

といった部分もキャッチできるので、あまり理解できていないかな?と感じる部分があれば、「一緒にやってみようか?」と声をかけしたり、苦手克服に役立つアプリをアドバイスといった使い方もできますよ。

教材をやり残してしまった時は?

教材を契約している期間であれば、あとからでも教材を利用できます。
教室内の中央にある「学習一覧から選ぶ」をタッチし、すでに配布された教材を選ぶと過去のものも利用できますよ。
ただし、チャレンジの教材(メインレッスンなど)の利用には期限があるため、あとからやろうと考えず、どんどん取り組んでいきましょう。
この期限については、次でもう少し詳しく紹介します。

オフラインでも勉強できる「いつでもタッチ」を活用しよう

チャレンジタッチには、電波の届かないところでも勉強できるオフラインモード「いつでもタッチ」があります。
利用するには、25日に配信される教材とは別に、「いつでもタッチ」用の教材をダウンロードしておく必要があります。(学習メールは届きません)
教室画面の上部にあるボタンを押すだけで準備完了と、ダウンロードの仕方も簡単。
再度Wi-Fiにつなげば、学習情報が更新され努力賞ポイントなどが付与される仕組みとなっています。
わが家では、長期休暇でおじいちゃんおばあちゃん家に遊びにいくときや、習いごとの待ち時間と、「いつでもタッチ」モードを利用しています。

チャレンジタッチの注意点!デメリットもあり!

(2018年当時)私が感じたチャレンジタッチのデメリットは、この2点。

  1. 実力アップ(挑戦コース)レッスンを忘れやすい → 設定なしでOKに!
  2. 教材には利用期限がある

その内容について補足します。

実力アップ(挑戦コース)レッスンを忘れやすい|対策は?

チャレンジタッチでは、メインレッスンが終了したときと、課題(赤ペン先生)提出時に努力賞ポイントがもらえるため、そこまでで今月の学習が終わったように感じやすいようです。
それを防止してくれるのが、「コース設定」という仕組みでした。これにより、チャレンジタッチが実力アップレッスンの演習や発展コースを今日のレッスンとしておすすめしてくれる機能でした。

ただ、保護者向けのサイトで設定が必要なため、意外に知らなかったという人も。
一度設定してしまえばいいのですが、タブレットで完結しないという点でデメリットと感じる部分でした。
2020年度からはこの設定も簡単に!
3種類のコースから標準と挑戦の2コース選択制になっただけでなく、チャレンジタッチで簡単にコース指定可能に。
コースを選べば、あとは挑戦コースのレッスンも自動で今日の課題としておすすめしてくれます。

実は教材には期限があります

苦手なところをもう一度ふりかえって勉強する時、頼りになるのは学習の中心となるメインレッスン。
しかし、チャレンジタッチを受講していれば、いつまでもさかのぼって学習できる教材ではなく、今受講中の教材は、次学年の3月24日までと期限があります。
例えば、小学4年生の教材なら、その有効期限は小学5年生の3月24日まで。
つまり、小学6年生になると、2桁でわるわり算が苦手だから・・・小学4年生の教材を使ってやり直そう!と考えても、メインレッスンは使えません。

もちろんチャレンジタッチならさまざまな復習アプリがそろっているので、ほかの教材を代用しながら学習することは可能です。

とはいえ、まずはこまめに今の学年の「おさらい」を繰り返し、苦手な部分を次に持ち越さないようにするのが大切です。

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まとめ

チャレンジタッチの算数の教材について紹介しましたが、気になる教材はありましたでしょうか。
中には「あれ、こんなに教材があるの?」と思った方もいるかもしれませんね。
メイン教材のほかにもアプリや冊子とたくさん教材がありますが、少しでも苦手な部分が少なくなったらいいなと思い、使い始めたチャレンジタッチの「小学生まるごとアプリ」。
弱点部分をクリアできるだけでなく、先取り学習にも利用できるアプリです。

実際、学習しているところを見ていると、ポイントを押さえた教材を使えば、意外に一人でもできちゃうのね!というのが率直な感想です。タブレットのメリットを生かした学習もスムーズです。
もちろん、高学年になるほど、計算も難しく必要なカリキュラムも増えるので時間も必要になってきます。
だからこそ、早めに苦手な部分をフォローしたほうがいいと感じませんか?
お子さんの苦手な部分に合わせてサポートしてくれる家庭学習の1つが、チャレンジタッチ。

成績を上げたい!勉強してほしい!といった悩みを解決したいという方は、ちょっと面倒かもしれませんが保護者の方も教材の内容・使い方など理解しておくと、お子さんへのアドバイスもスムーズになりますよ。
教材の良し悪しをしっかり見極めて、お子さんにあった教材を見つけていきましょう。


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